はじめに
スタッフブログをご覧頂きありがとうございます!名古屋で前撮り&フォトウェディングを経験豊富で撮影技術の高いフォトグラファー2名体制で撮影を行なっているip-one(アイピーワン)です。今回のスタッフブログは撮影スキルに関してのブログです。私達フォトグラファーは、新郎新婦様の魅力をより引き出すため、撮影時には様々な撮影スキルを使っています。その中で、ローアングルショットの撮影にスポットを当てて、その特徴や魅力について解説していきます。最後までご覧を頂き、ip-oneのこだわりの撮影を感じて頂ければ嬉しです!
ローアングルショットの特徴
ローアングル撮影は、被写体となる新郎新婦様との距離感を縮め、見上げるアングルから撮影を行うことで、新郎新婦様の存在感を強調することができます。
また、地面や空を背景にすることで新郎新婦様をより引き立てる効果があります。
ウェディングフォトでのドレスや和装の綺麗なローアングルショットにおいても、被写体の美しさや存在感を引き立たせるために効果的な撮影手法です。
特にドレスや和装のような美しい衣装を身につけた新郎新婦様は、ローアングルショットからの撮影で一層美しく魅力的に見えます。
また、ローアングルショットは被写体を立体的に表現することができます。
被写体との距離が近くなることで、奥行きのある写真を撮影することができます。
これにより被写体の立体感や迫力を表現することができ、よりダイナミックな写真を撮影することができます。 さらに、ローアングルショットは被写体の周りに広がる空間や景色を背景にすることで。被写体の存在感を際立たせることができます。例えば、ウェディングドレスでのローアングルショットは夕日の空や美しい景色を背景にすることで、新郎新婦様の美しさを一層引き立てることができる魅力的な撮影手法です。
ローアングルショットの撮影ポイント
ローアングルショットは、新郎新婦様の美しさや存在感を引き出すために有効な撮影テクニックです。しかし、ただ単に下から撮影をするだけでは、意図した効果を得ることはできません。
ここからは、ip-oneの視点でローアングルショットの撮影ポイントについてまとめてみました。
構図に注意する
ローアングルショットにおいて最も重要なポイントの1つは、構図に注意することです。
構図は、被写体をどのように配置するか、どのように画面を構成するかについての要素となります。ローアングルショットでは、通常の目線とは異なる視点で撮影を行うため、構図に注意することでより効果的な写真を撮影することができます。
まず、構図において重要なのは、被写体の位置を決めることです。被写体が画面中央にあるだけではなく、左右や上下にずらしたり、斜めに配置することで、よりダイナミックな印象を与えることができます。
また、周囲の景色や空間とのバランスも重要であり、被写体を中心に構成することで、より見やすく美しい写真を撮影することができます。 さらに、フレームの使い方にも注意が必要です。周囲の景色や建物などの要素をフレームとして活用することで、より効果的な撮影が行えます。
光を考慮する
ローアングルショットでは、光の要素も大切です。特に外での撮影の場合には、太陽光や雲の状態などで、光の条件が大きく変化するため注意が必要です。
まず、太陽光を利用する場合には、太陽の位置によって撮影する時間帯を選択する必要があります。太陽が低い位置にある朝や夕方に撮影を行うことで、柔らかく美しい光を得ることができます。また、太陽が高い位置にある日中には、強い陰影ができてしまうため、撮影の仕方によっては使えない写真の仕上がりになってしまいます。
そのため、日中は陰が少ない場所で撮影を行うなどの工夫が必要となります。 また、屋内での撮影の場合はには室内の照明を利用することができます。ただし、室内の照明が強すぎると、影が濃くなってしまい被写体が暗くなってしまう場合があります。そのため、室内の照明を自然光に近い色温度に変えたり、照明の位置を変えたりすることで、美しい写真を撮影することができます。
また、外での撮影の場合には天候によっても光の条件が大きく変わります。曇りの日などは、柔らかい光を得られますが、晴天の場合には光が強すぎてしまうケースもあります。その際は、レフ板を使用して光の強さを調整し撮影を行います。
ロケーション場所
撮影を行うロケーション場所の光ですが、可能な限り自然光を利用するのが理想的です。外での撮影であれば、日中の明る時間帯に撮影を行うのがおすすめです。
ただし、先ほども記載しましたが太陽光が強すぎる場合は、顔に影ができてしまったり、白飛びしてしまう可能性があるため、適度な陰のある場所で撮影を行うのが大切です。
屋内での撮影の場合は、明るい場所を選ぶことがポイントです。窓際など光が入りやすい場所を利用すると、自然光を入れた美しい写真が撮れます。
また、ローアングルショットにおいては、被写体の下から光をあてることで、立体感のある写真を撮ることができます。スタジオ撮影の場合は、ストロボを使って被写体の下から光をあてることができます。
ただし、自然な印象を出すためには、光の強さや角度にも注意が必要です。 ドレスや和装の素材によっても、光の強さや角度は変わってきます。光沢のある素材には、光を当てすぎると反射してしまい、白飛びしてしまうことがあります。
逆に光沢の少ない素材には、光を当てないと暗く見えてしまうことがあります。素材に合わせて、適切な光を調整する必要があります。このように、光はローアングルショットにおいて非常に大切なポイントの1つです。
距離感に注意する
ローアングルショットにおいて、被写体との距離感は非常に重要です。被写体との距離感が近すぎると、歪んだ画像や不自然な表情が映ってしまうことがあります。逆に遠すぎると、被写体の新郎新婦様が小さく見えてしまい、存在感が薄れてしまいます。
被写体との距離感を調整するために、レンズの焦点距離を調整することがフォトグラファーにとって重要です。一般的に、広角レンズを使用することで被写体に近づくことができます。しかし、広角レンズを所要する場合は、被写体が歪んで見えてしまうことがあるので注意して撮影を行います。
また、被写体との距離感を調整する際は背景とのバランスも考慮する必要もあります。被写体と背景の距離感が近すぎると、背景がぼけぼけになりすぎてしまい、不自然な印象を与えることがあります。被写体と背景の距離感を適切に調整することで、自然な印象のある写真を撮影することができます。
また、被写体との距離感を調整するために、撮影位置の高さを調整することも大切です。ローアングルショットであっても、被写体に近づきすぎないように注意しながら、撮影位置の高さを調整して撮影を行います。適切な距離感を見つけることが大切なのです。
まとめ
いかがでしたか?ローアングルショットの魅力と特徴、そして撮影のポイントについて解説させていただきました。様々な撮影テクニックを使って、私達フォトグラファーは新郎新婦様に大切な記念となるウェディングフォト をお届けしています。
これから前撮り・フォトウェディングをご検討されている新郎新婦様は、参考にして頂けると嬉しいです!
ip-oneでは撮影スキルが高く・経験豊富なフォトグラファー2名体制で前撮り&フォトウェディングを行なっています。
充実した撮影内容とこだわりの撮影クオリティをお届けしています!
オンラインorご来館相談会も随時、開催しております。お気軽にお問い合わせください。
執筆者
株式会社ip-one(アイピーワン) 渡邉康人 代表取締役兼フォトグラファー
設立: 2019年4月
生年月日: 1984年1月26日
実績: ブライダルカメラマン歴20年/3,000組以上の撮影担当プロフィール名古屋の新規写真スタジオの立ち上げメンバーとして、約10年間フォトグラファー部門の総括責任者を務める。同スタジオと業務提携の国内大手結婚式場を含む、約40会場の撮影責任者も歴任。その後、経験をさらに広げるため、大手の結婚式場に転職。福岡県・大分県・佐賀県・広島県・愛知県と、多岐にわたる地域でのブライダル撮影を経験。フォトグラファーとして約5年間従事し、その間、国内ウェディングフォトコンテストで審査員特別賞を受賞。
2019年に独立を果たし、同年4月に株式会社ip-oneを設立。現在は名古屋を中心に「フォトウェディング」や「前撮り」撮影を主なサービスとして展開し、多くのカップルの大切な思い出作りをサポートしています。
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